和気産業は、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を企業の重要な方針としています。この一環として、日野事業所(物流センター)では、滋賀県が実施する障がい者雇用促進事業「トライWORK」に積極的に協力しています。
トライWORKは、障がいのある人たちの就業に対する不安を解消するための10日間程度の就労体験プログラムであり、事業者側も実際に障がい者の雇用に関する課題を検証し、より良い職場環境の実現につなげるものです。
日野物流センターでの体験内容
今回、和気産業の日野物流センターでは、10月に5日間のトライWORKを実施しました。利用者には入荷商品の棚入れ作業を体験していただきました。この作業は、商品をスムーズに出荷するため、日々の業務に欠かせない重要な作業です。利用者の方は、棚入れ担当の従業員から商品入荷~棚入れまでの一連の業務内容の説明を受け、実際に現場での業務を体験しながら、自分のペースで作業を進めていきました。
ダイバーシティ&インクルージョンの実践
和気産業は、全ての社員が平等に活躍できる環境を作ることを目指しています。そのためには、障がい者を含む多様な人材が一緒に働ける職場作りが不可欠です。「トライWORK」を通じて、企業と障がい者双方が実際に触れ合い、理解を深めることで、雇用の壁を取り払い、より多くの人が活躍できる環境を作り出しています。
この体験を通じて、障がい者の方々は働くことへの自信を深め、企業側もその能力や適応力を実感することができました。私たちは、こうした取り組みを継続し、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に積極的に貢献していきます。
「トライWORK」は、障がい者が安心して社会に参加できる一歩を踏み出すための大きな助けとなります。和気産業では、今後もこのような取り組みを通じて、すべての人が活躍できる社会の実現を目指していきます。